2011年 04月 25日
被災した友人の活動。 |
福島県の相馬市にお嫁にいった友達(Bちゃん)
先日までこちらに里帰りしていました。
Bちゃんは、
現地の被災した高校の先生が
発信し始めたボランティア活動に参加しています。
それは、
未だ避難所で生活している女の子達に
可愛い手作りシュシュを贈るプロジェクト。
身ひとつで避難してきて
年頃なのに、
好きな人もいるかもしれないのに、
オシャレできない、、、
そんな年頃の女の子達に(オトナの女子だって)
沢山の服はムリでも、
下はジャージでも、せめて髪に
可愛いシュシュ。
先日のアースデイでは
都内某イベントのカフェ内で
販売もしていました(こちらは募金用)。
オシャレどころじゃねーだろ。
そんなご意見、わかります。
でも、私が高校生だったら
単純に嬉しいです。すいません。
なんだか今日は
上手く書けません。
失われた命もあるのに、と思うからです。
同窓の友人達はほぼファッションを
創り出す仕事をしていて、
この度の震災で
みんな口々にいうのは
自分達が必死にやってきた仕事である
ファッションの非力さで
情けなくなったとか、虚しいとか。
もちろん、私もそう思いました。
だけど、
今回のBちゃんに
逆に励まされたように思います。
そして、思いだしました。
尊敬するデザイナー、
アルベール•エルバスの言葉。
『戦争や災害のニュースを見る度に、僕のしていることはなんなんだろうって、ドレープがなんだドレスの丈がなんだって、、、意味なんか無いじゃないか!って思う時があるんだ。
だけど、例えば僕のドレスを着た女性が、
まぁなんて素敵なの!まるで宙に浮いているみたい!!
と、言ったとしたら。
僕には戦争や災害を止める力は無いかもしれないけど、1人の人を幸せな気分にすることはできるんだ。』
充分じゃないですか。
エルバスさん。
私は貴方の創るものが
大好きです。(買えないけど)
私の立ち位置から
出来ること
一生懸命考えて
やっていきます。それしかないです。
それから悩んでる貴方もけして非力じゃないと、思います。
たとえば、いま隣にいる人を
幸せな気分にすること。
それは、めぐりめぐって
必ず必ず伝わっていくと思います。
幸せな空気は伝染すると思う。
なんかとりとめなくなってしまいましたが。
こういう軽視されがちな活動も
必要だと思います。
また何かありましたらお知らせしたいと思います。
協力を仰ぐこともあるかもしれません。
by vigor-rou
| 2011-04-25 10:27
| 日常